環境を考えた太陽光発電システムについて
太陽光発電は太陽の光エネルギーを電気に変換するシステムのことで、事実上無尽蔵である太陽の光から、人間にとって今や必須となった電気を生み出すものであり、今後の普及が大いに期待されています。
無尽蔵であることの他に、向こうから勝手に降り注いでくるわけですから無料ですし、使っても何か有害な廃棄物が生じるわけでもなくクリーンです。
しかしもちろん良いことばかりではありません。
確かに太陽光は無料で無尽蔵かもしれませんが、発電装置は無料ではありません。
シリコンのパネルを作る必要がありますが、これは極めて高純度のシリコンを作った後に、ごく微量の他の元素を混ぜるという非常にデリケートな過程を経る必要があり、とても簡単とも安いとも言い難いわけです。
また、太陽光は無尽蔵に降り注ぎますが、個々に見るとそのエネルギーの密度は決して高くありません。
ボトル1本の石油を燃やして得られるエネルギーとは訳が違うのです。
そのため光を受けるために広大な面積が必要となり、常識的に地上に設置する限りは土地代も無料ではないわけです。
ほぼ人間が利用していないような例えば砂漠とか海上などに設置できれば土地代は安いかもしれませんが、設備のメンテナンスとか送電のために大きなコストがかかるかもしれません。
メンテナンスと言いましたが、この発電システムは一度設置してしまえば太陽が輝く限り永久に同じレベルで発電し続けるわけではなく、劣化の問題もつきまといます。